こんにちは!大塚@多忙な現場社長の採用パートナーです。
求人を出しても応募が来ない。採用しても、すぐ辞めてしまう。
こんなとき、多くの社長さんが「うちの給料が安いからかな」「休みが少ないのがネックかな」と考えます。もちろん、それが原因のこともあります。ですが、採用がうまくいかない原因はそう単純ではありません。
今日は「原因の見つけ方」についてお話しします。ここを外すとどれだけ頑張っても報われない、ということが起きてしまいます。
目次
①原因は3つの層に分けて考える
②どこで詰まっているかを確認する
③他社の事例が自社に効くとは限らない
④まとめ
①原因は3つの層に分けて考える
まず知っておいていただきたいのは、採用がうまくいかない理由は、大きく3つの層に分けて考えられるということです。
(1)そもそも、見てもらえていない
使っている媒体が自社に合っていない可能性です。来てほしい人が見ていない場所に求人を出し続けても、そもそも土俵にすら上がれていません。求人票の文章をいくら磨いても、見つけてもらえなければ意味がないのです。
(2)見てもらえても、選ばれていない
ここにはさらに2つあります。ひとつは求人票の伝え方です。内容は悪くないのに、その良さが求職者に届いていないだけということもあります。もうひとつは条件面。あまりにも競合に劣っていては、比較検討の候補から外れてしまいます。
(3)選ばれても、定着していない
採用はできているけれど、続かない。社内に原因が潜んでいる状態です。この場合、いくら応募を増やして採用しても、穴の空いたバケツに水を注ぐようなものです。
決めつけると、努力が空振りする
ここでやっかいなのが、原因を決めつけてしまうことです。「うちは給料が安いから応募が来ないんだ」と思い込むと、その一点だけに手を入れてしまいます。
無理をして給与を上げる。それでも応募が増えない。今度は休日を増やす。それでも変わらない。時間もお金も体力も注ぎ込んでいるのに、状況は改善しない。これは、努力が足りないのではありません。手を入れている場所が、そもそもズレているのです。
もし原因を見誤っていたら、どれだけ頑張っても解決には近づきません。むしろ疲弊して「もう採用なんて無理だ」と諦めてしまう。これが一番もったいないパターンです。
頑張っているのに報われないときほど、一度立ち止まって「本当にそこが原因なのか?」と疑ってみることが大切です。
②どこで詰まっているかを確認する
では、どうすれば原因を見つけられるのか。おすすめは、採用の流れを順番に切り分けて、どこで詰まっているかを確認することです。
- 求人は見つけてもらえているか
- 見つけてもらえているなら、読んでもらえているか
- 読んでもらえているなら、応募まで来ているか
- 応募が来ているなら、採用に至っているか
- 採用できているなら、定着しているか
この順番で確認していくと、必ずどこかに「詰まり」が見つかります。
たとえば、応募は来ているのに面接前に辞退されているなら、それは求人票の問題ではないかもしれません。たとえば連絡のスピードや対応に原因があるかもしれません。
逆に、そもそも求人がほとんど閲覧されていないなら、いくら文章を書き直しても効果は薄いでしょう。まずはじめにタイトルやキャッチコピーを見直すこと。それでもだめなら掲載場所を見直すべきです。
このように、詰まっている場所によって、打つべき手はまったく変わります。
③他社の事例が自社に効くとは限らない
もちろん、原因は会社によってさまざまです。同じ「応募が来ない」でも、業種や地域、募集する職種によって原因は違います。他社でうまくいった施策をそのまま真似しても、自社では効かないということが普通に起こります。
だからこそ、自社の状況を自分の目で切り分けて見る必要があるのです。

④まとめ
採用がうまくいかないとき、原因を決めつけて固定してしまうのは危険です。まずは、どの段階で詰まっているのかを落ち着いて切り分けてみましょう。
「見てもらえているか」「選ばれているか」「定着しているか」この3つの層で見ていけば、ぼんやりしていた問題が少しずつ見えてきます。原因が見えれば、あとはそこに手を打つだけです。
実は私自身も経営者として、かつて同じ状態でした。原因がわからず、何からどう手をつければいいのか、ずっと悩んでいました。とりあえず給料を上げてみたり、媒体を変えてみたり、思いつくことを片っ端から試しては空振り。今思えば、完全に迷子でしたね(笑)
でも、どんな状況においても必ず原因はあります。見るべき場所さえわかれば、採用は少しずつ変えていけます。
もし今、頑張っているのに結果が出ないと感じているなら、一度立ち止まって「どこで詰まっているのか」を切り分けてみてください。正しく見極めさえできれば、打てる手は必ずあります。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。


