こんにちは!大塚@多忙な現場社長の採用パートナーです。

「求人を出しても応募が増えないとき、つい媒体のせいにしていませんか?」

  • ハローワークで反応がない。じゃあ、Indeedを試してみよう。
  • Indeedもいまひとつ。フリーペーパーはどうだろう。
  • それでもだめなら、地域の新聞に出してみるか。

こんなふうに、次から次へと媒体を変えていく。

その気持ちは、本当によくわかります。反応がないと「この媒体が自社に合っていないのかも」と考えてしまうのは、ごく自然なことです。

ですが、媒体を変え続けても応募が増えないとしたら、原因は別のところにあるのかもしれません。今日はそのお話をします。

私自身、媒体を転々としていました。

実は私自身、自分の運営する店で同じことを繰り返していた時期がありました。ハローワークに出して反応がなければフリーペーパー。それでもだめならIndeed、さらには地域の新聞広告。媒体を変えるたびに「今度こそ良い人が来てくれるはずだ」と期待するのですが、結果はいつも同じ。思うような反応は得られませんでした。

当時の私は、完全に「媒体探しの旅」に出てしまっていたんですね。

そんなある日、ふと気づいたのです。

変えていたのは媒体だけで、肝心の求人の中身は何ひとつ変えていなかった、と。同じ文章、同じ条件、同じ見せ方のまま、出す場所だけを変え続けていた。これでは結果が変わるはずもありません。

目次

①新しい媒体に最初だけ反応がある理由
②媒体は手段、大事なのは中身
③まずは1つの媒体に注力する
まとめ

ここで、多くの人が陥りやすい落とし穴についてお話しします。新しい媒体に出すと、最初は少し反応が増えることがあります。

「お、やっぱり媒体を変えたのが正解だったんだ」と感じる瞬間です。でも、それも長くは続きません。最初の反応は、単に「新しく露出されたから」見られただけのこと。中身が変わっていなければ、すぐにまた埋もれていきます。

そして「あれ、また反応がなくなった……」と、次の媒体を探し始める。この繰り返しが、いわゆる「媒体ジプシー」状態です。お金も時間も使っているのに、いつまでたっても応募が安定しない。本当にもったいない状態です。

そもそも媒体というのは、求人を「届ける手段」にすぎません。どんなに優れた媒体を使っても、その中身が来てほしい人に刺さっていなければ、応募にはつながらないのです。

たとえば、こんな求人票をよく見かけます。

  • アットホームな職場です
  • 未経験歓迎
  • 幅広い世代が活躍中

どれも悪い言葉ではありません。ですが、これではどこの会社の求人なのか、誰に来てほしいのか、まったく伝わってきません。

来てほしい人が思わず「あ、これは自分のことだ」と感じる中身になっているか。ここが何より大切なんです。

だからこそ、媒体を変える前にまず考えてほしいのは、この一点です。

この求人票は、欲しい人の興味を惹く内容になっているか?

欲しい人はどんなことを重視しているのか。どんな言葉に心を動かされるのか。今の職場のどんな点に不満を持っていそうか。そこを徹底的に考えて言葉にしないまま、出す場所だけ変えても応募は増えません。

ではどうすればいいのか。おすすめは、まず1つの媒体で反応が取れる状態を作ることです。あれもこれもと媒体を広げる前に、今使っている媒体で「どうすれば反応が取れるか」をとことん突き詰める。(そもそも媒体選定が正しいかどうかの確認は必要ですが…)

求人票の書き出しを変えてみる。仕事内容の伝え方を変えてみる。写真を入れてみる。来てほしい人に向けたメッセージを足してみる。

こうして1つの媒体で「反応が取れる型」ができれば、それを他の媒体に横展開していけばいいんです。逆に言えば、1つの媒体で反応が取れない求人票は、他のどの媒体に出しても反応は取れない可能性が高いです。

良い媒体を探すより、今ある媒体でどうすれば反応が取れるかを考える。これが遠回りに見えて、実は一番の近道です。

求人媒体を変えても応募が増えないとき、原因は媒体ではなく「中身」にあることがほとんどです。

  • 新しい媒体の反応は「最初だけ」のことが多い。
  • 媒体は手段であり、大事なのは欲しい人が振り向く中身。
  • まず1つの媒体で反応が取れる状態を作る。

媒体は、あくまで言葉を届けるための手段です。

欲しい人にきちんと届く言葉を持てば、どの媒体でも反応は変わっていきます。

おわりに

媒体を転々としていたあの頃の私は、「次こそうまくいくかも」と毎回期待しては、がっかりを繰り返していました。今思えば、媒体のせいにして、中身と向き合うことから逃げていただけなのかもしれません。

でも、求人の中身を本気で見直したことで、ようやく応募の流れが変わっていきました。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。