こんにちは!
問い人材活力コンサルタント(社会保険労務士)の大塚です。
節分まで1カ月を切り、コンビニやスーパーでは恵方巻の予約が本格的にスタートしています。
クリスマスや年末年始対応でバタバタしていると、節分までいつもあっという間なんですよね。。(汗)
そこで毎年話題になる恵方巻の店頭販売や予約販売について少しお話ししたいと思います。
店頭販売
店頭販売は昨今話題となっている食品ロス問題をきっかけに無理な注文を避けるお店さんが増えてきています。
当店も然りです。昔はイケイケだった本部も同じスタンスになってきていますのでひと頃の恵方巻ロスの面影は確実に薄れてきています。
予約販売
それならば店頭販売の減少分を補填するため、これまで以上に予約獲得に力を入れ売上を作ろう!という考えに当然なりますし、私もそのように思います。
予約を頑張るならば、店として「目標数」を掲げるので、逆算して一人あたり〇本獲得しましょう!となります。
そうするとこの目標がノルマとなり、このノルマが買取という流れに繋がってしまうことがあります。
もちろん従業員さん全員が恵方巻大好きだから予約します!!ということであれば経営者側からすれば大変ありがたい話しなのですが中々そうはいきませんよね。
ですから危機感持って取り組むという意味で目標=ノルマとなるのはよくても、ノルマ=買取はダメなんですよね。
さらに買取は直接的な指示がなくても客観的に見て買取しないと不利益を被ってしまうのもアウトです。
法律的に言うと、労働基準法第24条 賃金はその全額を支払わなければならないとする原則に違反してしまいます。
経営者の都合で恵方巻代を間接的にお給料から控除する、というニュアンスになってしまいます。
対策
一生懸命予約獲得に向けていつも取り組んでくれる従業員さんにはインセンティブとして時給アップなどの評価してあげましょう!
取り組んだ方とそうでない方の評価が異なるのは当然ですので、経営者の考えにもよりますが頑張った方にはねぎらいの言葉とインセンティブ評価をしてあげれば母の日ギフトや夏のお中元でも活躍してくれるはずです!
取り組めなかった従業員さんは経営者やリーダー格の従業員さんの熱意がそのうちきっと伝わってくれるはず。
本日はここまでです。お読みくださりありがとうございました!